岡崎ルネサンス

ルネサンス活動

天使の森プロジェクト

インフォメーション
場所: 岡崎市明大寺町、額田地区等
ホームページ: http://ewe.org/
天使の森プロジェクト

 

今、美しく豊かな山を守ってきた山間集落が、過疎化と高齢化によって存続が危ぶまれ、森林の多くが荒廃の危機に直面しています。その解決のために、森林の再生、里山の暮らし、地域循環型の産業などを総合的に考え、実現に貢献していくことを目的に始まったのが天使の森プロジェクト。その推進のために、市民の方々はもちろん、生態学や植物分類学の研究者をはじめとした専門家、郷土研究家、アーティスト、企業、学生、小中学生など幅広い人々が、お互いの知恵と労力を提供し、共に課題解決に取り組んでいます。 岡崎市の水源と言われる額田の山奥を拠点に、未来に向けた活動が進められています。

 

●天使の森プロジェクトのはじまり


 「エコって何?」「環境問題なんて個人で取り組んでも無駄だよ。」という会話が普通だった1990年代。まだそのような世相の中で、自然環境と社会との調和の実現のために活動しようと設立されたのが環境ボランティア団体のアースワーカーエナジー。アースワーカーエナジーは東京と岡崎市を中心に、LIXILや清水建設などの大手企業の賛同も得ながら、建築業界やデザイン業界の環境意識の向上のために、セミナーや研究会、イベントなどの活動を精力的に行っていました。

 そのアースワーカーエナジーの創立者が実は岡崎市出身の小原淳さん。仕事の都合もあって岡崎市に帰郷したあと、エコロジカルな地域づくりの一環として、額田地域を始めとした中山間地域の森林の課題解決のために立ち上げたのが、この天使の森プロジェクトです。

 

●地元の金融機関も協力してプロジェクトはスタート


 天使の森プロジェクトは何年にもわたって、地元の方々の理解と信頼関係づくりを行い、2012年の暮れに、岡崎市額田の宮崎地区のさらに奥の森林13.5万㎡を借り受け、その活動を本格的にスタートさせることになりました。この時、地元の金融機関である岡崎信用金庫もプロジェクトに参加することとなり、天使の森プロジェクトは大きな推進力を得て、始まっていったのです。

 

●人工林を自然林に再生する


 天使の森プロジェクトで初めに行ったのが、人が自然と共生しながら社会活動や経済活動を行う上で、どのような中山間地の生態系を形成するのが良いかを調べたこと。植生や生態系を専門にする大学の先生や研究者に、実際に額田の山に入ってもらい、しっかりと調査をしてもらいました。

 そして、そのアドバイスに沿って、まず手始めに行われていったのが、人工林と自然林との適度なバランスをとるために、人工林の一部を自然林に変えていく作業です。市内の小学生も参加して、どんぐりを育てて苗木づくりを行ったり、市民が参加して山道の整備を行ったりするなど、多くの人が関わりながら、今、額田の山奥が変わりつつあります。

 

●里山プロジェクト


 天使の森プロジェクトにおける活動は、単に自然環境の保全のためではなく、地域社会や経済との関わりも重視しています。それが天使の森プロジェクトで行われている活動の一つである里山プロジェクトです。特に地域を活性化する活動として、丸太から端材、間伐材の利用促進のための商品開発やその販路の拡大をすすめているほか、地域おこしの様々な活動や、ミュージカルなどのアートイベントにも積極的に関わっています。

●まちづくりサロン


 人口の大半が街で暮らす現代。山のことについて、それを中山間地の人たちだけに任せるのではなく、街の人も真剣に考えていくべきと始まったのが「まちづくりサロン」。毎月一回、東岡崎駅の南側にある葵丘会館で開催される懇話会です。職業、年齢を問わず、山と街との関わりに関心のある方々が集まり、額田の山や地域の活性化のことを中心に、幅広いテーマについて語り合っています。

 

 

 

 

●額田の森から世界へと繋がる活動へ


 天使の森プロジェクトの究極の目的は、全てが繋がる地球生命圏の中で、人類が自然と調和しながら暮らす共生社会を築くことにあります。これからの天使の森プロジェクトの活動は、額田の森を中心としながらも、街に、世界に繋がって行く活動として展開されていくことでしょう。

 

天使の森プロジェクトの連絡先

 

特定非営利活動法人アースワーカーエナジー

http://ewe.org/

〒444-0867 愛知県岡崎市明大寺町西郷中39-77

電話:0564-57-1450

 

 

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