岡崎ルネサンス

ルネサンス活動

夢や希望を叶える舞台

インフォメーション
場所: 籠田公園
ホームページ:
夢や希望を叶える舞台

 

 

天野めぐみさんと籠田公園
岡崎市の中心市街地にある籠田公園は、一面に芝生が広がり、天気の良い日にはピクニックでもしたくなるような気持ちのいい公園です。以前の籠田公園は、水はけが悪く、砂埃がたち、ゴミが目立つ、という苦情が寄せられたこともありました。そんな籠田公園に「芝生を植えよう」と提案し、実行した中心人物が天野めぐみさんです。天野さんは、籠田商店街の会長を務め、芝生化した籠田公園を管理する公園愛護会「かごめ組」のメンバーでもあります。
天野さんの生まれは横浜市。小学2年生のときに父親の仕事の都合で豊橋市へ転居。結婚を機に岡崎市へ引っ越し、義母が経営する「ブティック中屋」(籠田町)の手伝いを始めました。ようやく岡崎のことが少し分かってきたかなと思っていた頃、店舗の隣に大きなマンションが建設されました。この出来事をきっかけに、「まちとは、だれがどのようにしてつくっていくのだろう」と、疑問を持った天野さん。それと同時に、自分がまちづくりについて何も知らないことに愕然としたそうです。そして、自分の住むまちのことをもっと知りたい、という思いで岡崎のまちづくりを考えるNPO法人「岡崎都心再生協議会」(現在はNPO法人「21世紀を創る会・みかわ」岡崎活性化本部と合併)の勉強会に参加し始めました。

 

 

 

 

 


芝生いっぱいの籠田公園になるまで
今から約10年前、中心市街地活性化基本計画を策定するための市民委員会に天野さんは参加しました。その話し合いの中で、籠田公園の水はけの悪さや、砂埃を解消するために、テニスコートのような全天候型地面にしてはどうか、という提案がありました。籠田公園が、砂や土
のない公園となることに息苦しさを感じた天野さんは、「芝生を植えよう」と考えました。公園を管理する行政からは、「芝生を植える事は費用の面から実現は難しい。皆さんが植栽し、植栽後も皆さんが管理するのであればいいですが」という回答を得ることができました。この言葉で天野さんの熱い思いに火が付きました。
芝生を植えたい!という気持ちはあっても、芝生を購入し、管理する資金があるわけではありません。どうしたら実現できるのか?何をすべきなのか?と思いながら、1年間、ただひたすらに籠田公園のゴミを拾い続けました。
籠田公園への思いを馳せること1年。大学生や市民などが様々な視点から岡崎のまちづくりについて提案を行う「岡崎コミュニティデザインリーグ」 が2007年に開催されました。そこで天野さんは、「籠田公園を、この公園があるからこそ、ここに住みたくなるようなオシャレな公園にしたい!それが市民の幸せ度数をアップさせることにつながる」という「幸せ指数向上プロジェクト」を提案し、見事優勝しました。その翌年には、このプロジェクトの内容を、更に具体的にして応募したところ、何と2年連続の優勝!
この優勝賞金は、まちづくり活動や籠田公園の芝生の購入・管理に使う資金として貯蓄したそうです。

 

 

 

 

 


青空クリエイターズフェスタ@籠田公園の開催
天野さんの中には、籠田公園に芝生を植えたい!という気持ちと共に、中心市街地に賑わいを取り戻したい、という強い気持ちもありました。この二つの想いを叶えるためにチャレンジしたのが、2009年から2015年まで実施した、手作りの帽子やバッグ、ビーズアクセサリーなどを販売するクラフトマーケット「青空クリエイターズフェスタ」 です。このイベントにおける収益で芝生を購入・管理し、集客でまちの賑わいも作り出そうという計画でした。当時、流行し始めたSNSで仲間を探し、集まった仲間と協力し合い、汗を流して運営に取り組みました。その結果、このイベントは、初年度から出店数30店舗、来場者1000人、7年目には出店数150店舗、来場者8000人を数える一大イベントへと成長しました。籠田公園の芝生化事業は、行政と岡崎都心再生協議会の共催により「あいち森と緑づくり事業」の補助を受けて実行されました。行政と岡崎都心再生協議会、そして天野さんたちの呼びかけで集まった地域の住民や小・中学生たち延べ500人以上の手で直接芝生が植えられ、5年の歳月をかけて籠田公園の芝生広場が完成しました。イベントで得た収益や、岡崎コミュニティデザインリーグの賞金は、公園愛護会の報償金と共に公園の管理費用として活用されています。

 

 

 

 

 

 

青空クリエーターズフェスタ@籠田公園、その後。
大成功のうちに終了した青空クリエーターズフェスタ。イベントを実施するにあたり、チームのリーダーは作らず、仲間がそれぞれ同じ立ち位置で、思いを一つに活動することを大切にしてきた天野さんは、この籠田公園で、みんながそれぞれの夢を叶えて欲しいと考えています。
青空クリエーターズフェスタの後継イベントとして、2016年は、クラフトマーケットをやりたい人、音楽イベントをやりたい人、古本市をやりたい人、そして岡崎特産の八丁味噌の新しい楽しみ方「Miso soup 味噌汁」を提案したい天野さんが集まり、「88フェス」を開催しました。
今後の夢は?の問いに、「芝生の魅力がより伝わる“キャンドルクリスマスやピクニックウエディング”をやりたい!」と、天野さんはすでに次への夢を膨らませていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今後、岡崎市の乙川リバーフロント地区整備計画の一環として、乙川には(仮称)乙川人道橋が架かるがあります。(仮称)乙川人道橋の先には、セントラルアベニュー、芝生化した籠田公園が広がっています。これらの場所を、市民が、それぞれの夢や希望を叶える舞台として活用することが、みんなの幸せ度数アップに繋がると思います。その先駆者である天野さんに、これからもますます輝きを放ち、私たちの水先案内人であり続けてもらいたいと思い、取材を終えました。

 

LINEで送る

Let’s
Share!