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地元企業×地元大学が地域を熱くする! <岡崎大学懇話会『出前相談事業』プロジェクト>

今回は、岡崎大学懇話会「出前相談事業」で行った「オリジナルユニフォームプロジェクト」を紹介します。

 

岡崎市内には、4つの大学(愛知学泉大学・愛知産業大学・人間環境大学・岡崎女子大学)、3つの短期大学(愛知学泉短期大学・愛知産業大学短期大学・岡崎女子短期大学)があり、それぞれの大学の特色を活かした教育を実践しています。
そして平成9年からは、各大学が連携して、地域と地域産業の活性化を推進することを目的とした【岡崎大学懇話会】という組織をつくり、市内の地域課題や行政課題の解決に向けた「フォーラム」開催や市民・企業向け「講座」の開催、店舗・事業所に大学教授等をアドバイザーとして派遣し、企業の課題解決を図ることを目的とした「出前相談事業」など、さまざまな産学官連携の社会貢献活動を行なっています。

 

 

 

 

 

◆岡崎大学懇話会『出前相談事業』によるプロジェクト

今回は、特に「がんばる店主・事業所を応援する出前相談事業」を通して大成功を収めた「大洋荷役株式会社×愛知学泉短期大学:オリジナルユニフォームプロジェクト」を取り上げます。
このプロジェクトは、岡崎市舳越町にある「大洋荷役株式会社」が、設立30周年記念事業の一環として、オリジナルユニフォームを制作したいと岡崎大学懇話会に相談したことから始まります。
現在、運送業界における中心ドライバーの年齢層は、40代~50代。また、それ以上の年齢層が活躍しています。しかし、後継となる若年層は少なく、大型トラックの免許保有者も年々減少しています。そのため、今後の人材不足が業界の課題となっています。しかし、その反面、ネットショッピングなどのIT化が一層進み、運送業界のニーズが増えているのも現状です。
平成29年8月、代表取締役 大竹昭宏さんの「経営理念のひとつでもある<新たなチャレンジ>として、ユニフォームを一新して、従業員のスキルアップや顧客満足につなげていきたい。そして、地元企業と地元大学の連携で、運送業界や岡崎を盛り上げたい」という思いからスタートしたこの相談事業は、愛知学泉短期大学・生活デザイン総合学科 山本豊先生の研究室(山本ゼミ)と連携することになりました。



 

 

 

 

 

 

 

◆タイトなスケジュール、初めての試み、試行錯誤の日々・・・

山本ゼミの学生は、日頃からファッションデザインを学び、“鮮やかで美しい、女性らしい衣装”を制作しています。しかし今回は、“運送会社のユニフォーム”という初めての試みに、企業が何を求めているかを議論し、検討を重ね、デザインを考えていきました。
1ヵ月後、大洋荷役、縫製会社の担当者に向けてデザインのプレゼンを行いましたが、企業が納得するデザインの域には達していませんでした。求められていたものは、「もっと若者らしく斬新で、ワクワクするデザイン」だったのです。
そこで、提案したデザインの中から、イメージに近いものを具体的に選んでいただき、改めて考え直し、新しいデザインを再提案することにしました。
その後、2回目のプレゼンでは、試行錯誤して生み出した19点のデザインを発表し、大洋荷役から「涙が出そうなほど感動しました」と高い評価を得ることができました。
提案した19点の中から、選考を勝ち抜いた4点が試作品として制作され、平成29年12月9日(土)には、岡崎市民会館にてファッションショー形式で披露。社員約100名による人気投票を行いました。その後、アピタ岡崎北店にて作品展示を行い、多くの市民に披露する機会を得ました。
実際に試作品として生み出された作品は、今までの運送業界にはなかったような斬新なイメージで、学生ならではの若々しい発想が盛り込まれたデザイン性に富んだ“オリジナルのユニフォーム”に仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆“オリジナルユニフォーム”の誕生

平成30年2月17日(土)、岡崎市シビックセンター・コロネットにて、多くの皆さんに見守られながら、山本ゼミの南涼香(みなみ すずか)さんがデザインした、大洋荷役の新しいユニフォームが発表されました。
新しく採用されたユニフォームは、赤・黒・グレー・白を基調とし、胸には「TAIYО」の文字を大きく印字した躍動的で若々しくシンプルなデザインになりました。また、着心地にもこだわり、動きやすく、シワになりにくい素材を使用しています。南さんは「年齢や男女関係なく、格好良く着こなしてもらえると思う」と話していました。こうして、岡崎大学懇話会の出前相談事業プロジェクトのひとつが、見事に完成まで辿り着くことができました。

企業と大学が組むことで、企業は、大学の知的資産を活用し、大学の専門的な知見や知識からアドバイスを得ることができます。また、大学にとっても、企業と関わることで、学生に実践的な教育の場を提供することができます。
このように、産学官連携の注目度は年々高まりつつあります。今後ますますこの相談事業が活発になっていけば、大学や企業の発展、岡崎の活性化にもつながっていくことでしょう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡崎大学懇話会 事務局(岡崎商工会議所内)
〒444-8611 岡崎市竜美南1-2
TEL 0564-53-6190 / FAX 0564-57-2189
http://okazaki-dk.com/

 

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