岡崎ルネサンス

岡崎ルネサンス体験記

春爛漫 奥山田のしだれ桜、見学記


岡崎市制100周年を記念して岡崎市の花に「さくら」が加わったことをご存知ですか?
今回の旬の岡崎体験記は、岡崎の早春を彩る「奥山田のしだれ桜見学記」です。

 

 

平成29年4月4日(火)晴れ。
今年の春はなかなか暖かい陽射しに恵まれず、桜の開花が遅れ気味ではありましたが「ようやく奥山田のしだれ桜が咲いてきたよ!」という話を耳にし、花好きのワタクシとしては居ても立ってもいられず、さっそく車を飛ばして奥山田町へ。

 

 

 


奥山田のしだれ桜は、岡崎市北部にある北斗台団地の奥、奥山田町の山麓にどっしりと根を下しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ←道中には、桜色ののぼりが立てられ、見学者を誘導してくれます。

 

 

 

 


「今年の桜は、どうかな?きれいに咲いているかな?何分咲きかな~?」

 

 

今年初めての桜との対面に、ワクワクドキドキしながら奥山田町へ到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数年、新聞や雑誌でこのしだれ桜が取り上げられることが多くなり、年配の方々や子ども達、春休み中の学生さん、大きなカメラを携えてここ一番の撮影スポットを探すかたや犬を連れてゆっくりのんびり里山を歩くかたなど、平日にもかかわらず大勢のかたが桜見物に訪れていました。

 

 

 

 


「ものすごく大きいしだれ桜ね。空から桜の花が降ってくるみたいだね。」

 

 

「1,300年も前からこの地に立って、ずっとこの景色を見ているんだよね。
                                                               1,300年前の岡崎って、どんな所だったのかしらね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

 


ベンチに腰を下ろしながら、桜談義に花を咲かせる楽しそうな声が聞こえてきます。

 

 

奥山田のしだれ桜は、岡崎市の天然記念物に指定されています。今から約1,300年前、持統天皇が村積山に行幸された時に平和を祈ってお手植えされたと言われており、「持統桜」とも呼ばれています。樹木は1,300年の間に大きく成長し17mはあろうかという高さから、桜の花がシャワーのように咲き誇る姿は見ごたえがあり、その幹を支える何本もの支柱に歴史の長さを感じます。

 

 

 

桜の周りに作られた遊歩道を歩いていると、「1,307年ぶりの里帰り」という立札がありました。立札によると、どうやら奈良の薬師寺にこのしだれ桜の分身が植えられているらしい。

 

 

 

さっそく調べてみると、
奈良の薬師寺は、天武天皇が当時体調を崩していた皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って建立した持統天皇ゆかりの寺院です。この薬師寺に「持統桜」とも呼ばれるこのしだれ桜を植樹したいと奥山田町のしだれ桜保存会を中心に「持統桜の里かえり実行委員会」が立ち上がりました。専門家にこの木から採った枝、100本余りの挿し木を委託し、その後7年の年月をかけ高さ8mほどに育った4本の若木の1本が、平成21年、ようやく薬師寺に植樹されたそうです。持統天皇ゆかりの地で、これから1,000年先までこの桜が咲き続けるように、平和な世が続きますように・・・との願いが込められているそうです。
山里に咲く1本の桜を通して、その長い歴史や薬師寺への植樹に託したたくさんの想いを感じることができました。

 

 

 

 

 


しだれ桜の全景を眺められる場所に、このしだれ桜を守り続ける奥山田町のしだれ桜保存会のみなさんが、甘酒や抹茶、地元で採れた野菜などを販売されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花より団子・・、いやいや、花も団子も大好きなワタクシは、しだれ桜の全景を眺めながら一服。

 

 

 

地元の保存会の方々に、長年大切に守り続けられたしだれ桜。
みなさんのお陰で、今を生きる私たちがこのしだれ桜を愛でることができる幸せを感じました。

 

 

 

千年の歴史と文化を感じられるしだれ桜に逢いに、ぜひ一度、奥山田町へ足を延ばしてください。夜間はライトアップされ、より一層幻想的なしだれ桜があなたを待っています。

 

 

岡崎市公式観光サイト「岡崎おでかけナビ」 https://okazaki-kanko.jp/point/443

 

【掲載日:平成29年4月11日】

 

 

 

 

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