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東公園の人気者!ゾウのふじ子に会いに行こう

インフォメーション
場所: 岡崎市欠町字大山田1
ホームページ: http://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1107/1149/p006023.html
東公園の人気者!ゾウのふじ子に会いに行こう

東公園動物園のアイドルといえば、アジアゾウの「ふじ子」。園内の人気投票(2011年から今回で7回目)で7年連続1位に輝き続けている、同園の象徴的存在です。今回は、そんな彼女の魅力に迫ります。

 

 

 

ふじ子のプロフィールをおさらい

 

 ふじ子は1968年4月10日に、スリランカで生まれました。その後、岡崎市の親善都市・広島県福山市にあった赤坂遊園で育ち、1982年、14歳のときに岡崎市へ寄贈されました。現在ふじ子は49歳(2017年6月時点)。アジアゾウのメスとしては、国内で4番目の高齢!なお、人間の推定年齢でいくと、50〜60歳ほどだそうです。

 

 


今年4月、ふじ子の「新居」が完成!見どころは?

 

 ふじ子が今後も健康で長生きができるようにと、2015年からゾウ舎の改築工事がスタート。そして今年、4月29日の土曜日に約2年間弱をかけて作られた新ゾウ舎がお披露目されました。

 新ゾウ舎は主寝室や副寝室、飼料倉庫などを備え、放飼場も約1.8倍の広さに。ふじ子の飼育環境がより良くなったのはもちろんのこと、わたしたち市民にとっても、ふじ子をより身近で観察できるような工夫がされています。

 

 

 

ふじ子が間近で見られる「ビューイングシェルター」

 

 目玉は、新ゾウ舎の脇に設置された「ビューイングシェルター」という施設。シェルターの天井にふじ子が鼻を伸ばして餌を食べられる餌カゴとミストシャワーが設置され、来園者はシェルターの外側にある3種類の覗き窓から、ふじ子の様子を20〜30cm越しで見ることができます。

 

 

 覗き窓に加えて、小さな餌やり窓も設置されています。活用はこれからですが、ここから木の枝などを使ってふじ子に餌をあげるイベントなども今後企画される予定とのこと。

 

 

 

人気の餌やり体験は継続!

 

 これまで人気だったベルトコンベアーによる餌やりは引き続き体験可能!おやつ(100円)を購入して、ベルトコンベアーに乗せると、ふじ子がおやつを食べるために近づいてきます。鼻を使って上手にベルトコンベアーを動かし、おやつを食べる姿はとってもキュート!

 

 おやつはサツマイモやリンゴ、モナカなどが用意されています。モナカには、ペレットと呼ばれるビタミンやミネラルが含まれた人工飼料が入っています。ふじ子が食べ過ぎないように、個数は午前・午後合わせて1日200個限定。特に来園者が多い週末は、早めの時間帯に訪れるのがオススメです。

 

 


身近な場所にあるものを食べています

 

 ふじ子は朝9時頃、昼12時頃、夕方15時半頃の計3回、食事をとります。なお、夕方はゾウ舎の室内で過ごすため、見学することはできません。主食は竹や樫の木、青草などの草木に加え、バナナ、リンゴ、パイナップル、サツマイモなど。このほか、前述のペレットも食べています。ちなみにふじ子の好物は、バナナとパイナップルだそう。さらに、パンやおにぎりも食べます!おにぎりは、飼育員さんの手作りです。

 

 餌となる草木は公園内の植物のほか、許可を得て周辺の河川敷で伐採してきたり、地元の方々からの寄附を受ける場合もあるそう。わたしたちの身近な場所にある草木がふじ子の餌になると思ったら、もっと環境をよくしよう、ゴミが落ちていたら拾おう……という気持ちになります。

 


ふじ子は「ツンデレ」!? 

 

 約15年間ふじ子の飼育を担当している飼育員の山西聡さんは、ふじ子の性格について「おてんば娘で、ツンデレなところがあります」と教えてくれました。ちょっとしたイタズラをしたり、時にはお客さんに水をかけたりすることも。一方、ふじ子が岡崎に来た頃から飼育を担当してきたベテラン飼育員さんを前にすると、そっとすり寄って「キュッ」という可愛らしい鳴き声で甘えるのですが、なかなかその姿を他の人に見せることはないそうです。


飼育員の山西さん

 


 ふじ子の特徴について、山西さんは「まず、見ごたえがありますね。日本で飼育されているアジアゾウの中でも比較的体格が良いほうです」と話します。また、ふじ子の顔がとても可愛らしく、来園者から「ふじ子が笑っている!」と言われることがあるとか。確かに、顔をよく観察すると、笑っているような表情に見えます。

 

 


気軽さが魅力の東公園動物園

 

 東公園動物園は24種173頭の動物が飼育されており(2017年5月末時点)、入場は無料。現在、無料でゾウが見られる動物園は全国でここだけだけです。気軽に訪れることができることから、山西さんは「子どもたちにとっては動物との初めての出会いの場として、動物が好きになってもらえるような場所でありたい」と語ります。夏休み期間には、さまざまなふれあいのイベントも企画しているとのことなので、ぜひファミリーで訪れてはいかがでしょうか。

 

 ちなみに、ゾウは繊細で怖がりな生き物で、大きな声はあまり得意ではないそう。リラックスしたふじ子の姿を見たいなら、平日にゆっくりと訪れるといいでしょう。

 

 

 

◯岡崎市東公園動物園data
■電話:0564‐27-0456(動物総合センター)
■時間:9:00〜16:30(動物の展示は〜15:30)
■休園日:月曜(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月2日
■入場:無料
■駐車場:約400台(無料)
■URL:facebook

 

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◯ライター:前田智恵美
1984年、宮城県石巻市生まれ。東京のIT企業に勤めた後、結婚を機に夫の地元である愛知県岡崎市へ。自動車部品メーカー広報、出版社勤務を経てフリーに。キャンプと旅行が好きです。


◯掲載日
2017年7月1日

 

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